Project Details
Abstract
(3)については、ハプテンとして2,4-ジニトロフェニル(DNP)基を有した脂質を種々の比率で混合した脂質単分子膜を移積した測定キュベットを用いて、[1][2]と同様の手法を用いて蛍光標識抗DNP抗体の結合過程を観察した結果、単分子膜内のハプテン脂質の割合が5、7、10、20%と変化させた場合のR値はそれぞれ0.020,0.052,0.085,0.113となり、脂質膜表面に存在するハプテンの密度が抗体の結合速度に及ぼす影響が明らかとなった。
Status | Finished |
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Effective start/end date | 1992/01/01 → 1992/12/31 |
Funding
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,100,000.00
Keywords
- エバネセント波
- 抗原抗体反応
- 脂質膜
- 分子認識
- 速度論的研究