抄録
本研究は、保育所保育指針、幼稚園教育要領、幼保連携型認定こども園教育・保育要領の領域「健康」の内容と関連させた健康尺度を作成し、性差や学年差について検討した。探索的因子分析を行った結果、『生活の安心感』『健康な生活リズム』『健康への関心』『活発な遊び』『健康な食事』の5因子35項目が抽出された。下位尺度では。「外遊び」と「友達と仲よく遊ぶ」は年少の男子は女子よりもの得点が高く、「走ることが好き」は全学年において、男子は女子よりも得点が高かった。以上のことから、外遊びや運動遊びの内容は、年少の時期から取り組み方に性差があるかもしれないことを考慮し、特に女子が外で楽しく活動できるような指導が重要であることが示唆された。
| 寄稿の翻訳タイトル | Creation of a child health and lifestyle survey scale in accordance with the health-related aspects of the “Childcare guidelines”，“Course of study for Kindergarten”，“Course of study for Centers for early childhood education and care” |
|---|---|
| 本文言語 | 日本 |
| ページ（範囲） | 91-100 |
| ページ数 | 10 |
| ジャーナル | 日本幼少児健康教育学会誌 |
| 巻 | 6 |
| 号 | 2 |
| DOI | |
| 出版ステータス | 出版済み - 2021 |
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- 健康専門職一般
- 芸術および人文科学一般
